貝柱

ジャニーズの概念すらも体系的に全部好き。主観で色々思って考えます。駄文です。

暇じゃないし、楽しいこともたくさんあるけど、やっぱり物足りない

就活生の貝柱です。

このコロナ期間は、やるべきことも存在し、みたいDVDも映画もあるし、YouTube見ながら体を動かすのは楽しいのですが、やっぱり物足りない。

 

なぜかと考えた時に、生身のストレスを感じていないからだと思った。

このご時世、対面で人と話したり、飲みに行くことができない。対面だからこそ楽しいことが目立っていて、対面だからこそ感じるストレスが隠れていることに気づいた。実際に体を動かして、その場所に行く。実際に話すことで、肌で感じることで、「楽しい」体験ができる。また、「嫌だ!」「不快!」という体験も同じだ。ストレスを感じることで、自分の主張が浮き彫りになったり、自分を内省する機会になったり、人と愚痴を言えたりする。コロナによって、ストレスを体験することによる利益も奪われているなと感じた。

 

自分は考えることが好きだ。このブログを始める理由として、自分の文章力を上げることを1番に掲げているが、私は考えなくてもいいようなことを考えるのが好きであることがブログ開設の大きな動機だ。

しかし、このコロナ禍、ずっと家におり、仲の良い友達と家族としか話さない、友達との会話は電話、買い物に行かなくても飯とお菓子がある、平和という状況が1ヶ月程続いている。人と何かを体験することがない。やはり、良くも悪くも心の琴線に触れるのは体験からであると実感した。心の琴線に触れることがないと考えたくなるようなトピックも生まれない。もちろん本や映画、ネットなど情報はありふれていて、色んな物語にも触れることができる。しかし、やっぱり物足りない。

オンラインで飲み会するのも、コンサートDVDを見るのも、楽しいけれど、生でないと感動や興奮というレベルには達せられないと思ってしまった。

 

ジャニーズに本格的にハマったのはコンサートにいって生の彼らを見たから。自分が受験を頑張れたのは塾に友達がいたから。今の友達が今でも友達なのは、あの時語り合ったから。あの思い出が今でも輝かしいのは嫌なことも楽しいことも体験したから。

 

酸いも甘いも琴線に触れるは体験であり、体験するから心に残っていくのだろうなと思う。

今の本を読んだり、DVDを見たり、映画を見たり、(ES書いたり、テスト勉強したり、卒論書いたり、面接練習したり、しろよ自分。)という生活はインプットしかできない。人と話してアウトプットすることでそこで初めて、自分ってこんなこと思ってたんだ!と気づくこともある。もちろん電話でも友達と話してアウトプットすることは可能だが、実際に会うことで生まれる創造的な場には負ける。

 

今、人と会うことができないという状況で、人と会うから楽しいじゃん!!が目立っており、あいつと会いたくないや、人間関係の悪さなど、人と会うからこそ感じるストレスを忘れていた。人と会うからこそ感じるストレスから遠ざかることができているのは喜ばしいが、自分は好きなことも嫌いなことも「体験」しないと自分の琴線に触れられず、趣味の「考える」ができないのはつまらない。「考える」にいたることができない。

 

まあ、強力で、自分にピタッとハマる何かに出会えばあることないこと考えることもできそうだけど。

 

自分の外に理由を求めるのは良くないと思っているのですが、やっぱり物足りないのは事実。

 

やるべきこともやりたいこともあるし、インドアの私としては今の状況を楽しめている方の人間だとは思うけど、やっぱり早くコロナ収束してほしいなと思います。