関係性すらもエンタメ

今日も誰得？な主観をつらつらと書いています🙇

どこかの記事にも書きましたが、アイドルは自分の人生をエンタメとして私たちに提供してくれていて、彼らの関係性すらもエンタメとして提供することになってしまうと思うのです。

もちろん、エンタメとして提供されているものしか私たちは摂取できないので、あくまでもアイドルとしての人生をエンタメとして摂取するということであり、1人の人間としての人生やメンバーとの関係性の真実はわかりません。（同一人物なので垣間見えることはできるとは思いますが、私たちはファンとして見えているものでしか彼らの本心や関係性は判断できないと思います。）イメージとしては◎の外の円が人間としての彼らで、中の円がアイドルとしての彼らという感じ。

人間の気持ちというのはなんだかんだで滲み出てしまい、人はそれに敏感であると本で読んだことがあります。実際ピグマリオン効果もそうでしょう。ピグマリオン効果は「あの生徒は伸びる、才能があるよ」と先生が他人から聞かされると、該当生徒の成績は他の生徒よりも高くなるというもので、期待効果とも呼ばれます。「才能があるよ」と聞かされる前と後で意識的に行動を変えるということはしていないのに、先生の期待する気持ちが該当生徒をそうさせたのです。別名期待効果とも呼ばれます。

話が逸れましたが、アイドルはメンバーとの関係性もエンタメとして提供せざるを得ないのです。また、上記のとおり、本当の気持ちというのは馴染み出てしまうので、本当の関係性も滲み出てしまうと思うのです。でも、正直プライベートでも無理やり仲良くする必要はないと思っていて、実際仲が良くなかったとしても、嫌だと思っていても、私は仲良いね〜可愛いね〜と言っていたいのです。さらに彼らも仲良くしてる自分たちを見せたいと思っていれば、それは尚更、ちゃんと盲目なオタクとして仲良いね〜可愛いね〜と言いたいのです。

本当の気持ちは滲み出てしまうというのを前提とするのであれば、本当に良い関係が理想なのでしょう。しかし、この「本当に」を求めるのは横暴で、人間としての彼らを尊重できていないように思います。なので、「本当に」の部分は置いておいて、ある程度良い関係であるように見せてほしいなと思います。そして、きっと彼らも良い関係であると思われたいはずなので、彼らの期待通り、または、彼らの思惑通り、良い関係だね〜仲良いね〜可愛いね〜って思っていたいです。